自動車のナンバープレート

車検切れのクルマが増加したために

日本ではクルマによって、3年間・2年間・1年間と車検までの期間が定められています。

ただ車検の費用が諸外国と比較して異常なまでに高額なことが影響しているのか、車検を行わずに無車検で走行しているクルマも実際にかなりの台数がいることが国土交通省をはじめとした調査で判明しています。

車検切れのクルマでは整備不良のクルマも見受けられる可能性が高いですので、そのような危険な車両を公道で走らせておくのは事故を誘発する危険があるということで、国土交通省が車検切れの車両の摘発に乗り出すことになりました。

車検切れの車両を使用するリスクを理解しておこう

ここでは、車検切れの車両に乗ることでどの程度のリスクをあなたや会社が負うことになるかを理解していただければと思いますので、法律で定められた罰則を紹介していくことにしますので、よく理解しておいてください。

そして絶対に車検の切れた車両で公道を走行することのないようにしてください。

道路運送車両法に関する罰則規定

車検切れの車両で走行した場合に、まずは道路運送車両法に関する罰則規定を紹介していきます。

・無車検の車両で走行したことで、罰則点数が6点
・罰金が30万円

上記の2つが道路運送車両法に関する罰則になります。

免許停止が6点ですので、車検切れの車両で走行しているときに摘発されれば、その行為だけで免許停止になり一定期間は運転ができないことになってしまいます。

運送業を含めて車両を使用して事業を行うことが必須の業種に関しては下手をすれば命とりになりかねませんので、本当に注意をするようにしてください。

罰金も30万円と他の交通違反とは比較にならないほどに高額となっていることからも、車検切れの車両で走行することの重大さが理解できるのではないでしょうか。

自賠責保険が切れている場合の罰則規定

車検切れの車両では自動的に自賠責保険が切れていることがほとんどですので、知らないうちに自賠責保険に加入していないことによる罰則も追加で受ける可能性が高くなりますので、自賠責保険が切れている場合の罰則も理解しておきましょう。

・自動車損害賠償保障法違反で違反点数が6点
・罰金は50万円以下の罰金

上記が自賠責保険が切れている場合の罰則になります。

道路運送車両法に関する罰則と自賠責保険が切れている場合の罰則と合わせますと違反点数が12点で罰金が最大で80万円と車検を受けた方がはるかにコストが安く済んだと思えるレベルで思い罰則と罰金が科せられることが理解できるのではないでしょうか。

国土交通省が開始するナンバープレート自動読み取り装置稼働

国土交通省は2018年の9月より、車検切れの車両を判別するための「ナンバープレート自動読み取り装置」を導入することを発表しました。

車検切れの車両を摘発するのは現行犯が原則となりますので、装置で車検切れの車両を運転していると判明したドライバーに対して、その場で直接指導と警告を行うことにしているようです。

導入前には全国の5か所(北海道・沖縄県・長崎県・茨城県・兵庫県)にて試験的に導入した実績では、ナンバープレートを読み取った車両台数が3696台に対して、車検切れを補足したのが7台とまだ少ないのかもしれませんが、実際にシステムを導入して運用していくことで、さらに精度があがっていくものと推測されます。

車両を使用する事業を行う経営者の方はくれぐれも車検切れの車両を使用しないように、社内の車両のチェックも当然ですが、従業員の車両もチェックして万が一の事態が起こらないように備えるようにすることが非常に大切になるでしょう。