視野障害と運転

視野が損なわれる病気にはどのようなものがある?

視野が狭くなることは病気によっても発生することはあります。

40歳以上の人の中では20人に1人がなっているといわれている緑内障を筆頭にして、網膜の中心に異常が生じて起こる加齢黄斑変性、遺伝性の網膜色素変性症などのように、様々な病気が視野に影響してくることになります。

先程挙げた病気の症状としては、目の感度が低下してしまう視野沈下や、視野の一部が見えなくなってしまう視野狭窄が挙げられています。

このような病気の症状が発生しているにもかかわらずクルマを運転することになると、クルマの進行方向だけに視線が集中してしまい、側面や後方の安全確認ができなくなってしまったり、右折や左折の際にバイク・自転車や歩行者に気が付くのが遅れてしまう、道路標識を確認できずに交通違反を犯してしまうなどといったことが考えられます。

このような病気による症状は基本的には加齢によって進んでいく傾向がみられるために、運転免許の更新の際に新しく視野検査を導入すべきといった考え方もされているようです。

視野に障害があることがすぐに運転の能力が低下することに結び付けることはできませんが、視野が変化していくことで運転のスタイルが変わっていくことはあるでしょうから、運送業のドライバーの場合でも視野の検査を行って目の健康を保持していくことは業務を安全に行うためにも重要になってくることは間違いないでしょう。