運行管理補助者と点呼

運送業の許可申請において、盲点になりやすいのが「運行管理補助者」の選任となります。

意外にも、この補助者が見つからなくて苦労されている方が多いのを良く耳にします。

この運行管理補助者は、運送業の許可申請をする上で、必ず確保しておかなれければならないのです。

では、なぜこの運行管理補助者が必要なのか?から、解説させて頂きたいと思います。

1.運行管理補助者が必要とされる理由について

実は、運送業事業者が、貨物自動車を使用する事によって運行を行う際、必ず「点呼」が行われています。

この「点呼」という行動は、運行管理者、及び運行管理補助者以外の方が行ってはいけないというルールがあるのです。

と言う事は、営業日当日、もしその営業所に運行管理者が1人しか存在しない場合で、その運行管理者自身が何かしらの理由によって出社できなかった場合や、退社の前に不在であった等の場合は、点呼を行う人がいませんから、トラックを輸送することができない!と言う大変な事態になってしまうのです。

1-1.例外編

上記でお分かりのように、点呼を行う事ができる運行管理者、もしくは運行管理補助者がいなければならないわけですが、例外的に、「うちの会社の役員は、休日も無いし毎日18時間以上労働して点呼しています」と言う会社があったとします。

これは、役員の場合ですと、労働基準法と言う法律が適用されないので、違法ではないのですが、法律上問題がないとしても、現実的な労働環境から考えれば、どうあっても無理があります。

この場合は、かなり鋭く監査からツッコミが入る可能性が高くなりますから、どちらにしても余裕を持って要件を満たす事ができる要員を確保する必要があると言えるでしょう。

2.運行管理補助者の条件とは?

運行管理補助者になるには、「運行管理者基礎講習」を修了している事が条件です。

この基礎講習については、全国各地の認定機関によって、毎月行われていますので、しっかり受講しましょう。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか。

意外にも、運行管理補助者と言うのは、重要なポジションにある事が分かって頂けたのではないかと思います。

いざと言う時に慌ててしまわない為にも、運行管理者基礎講習を修了したドライバーを確保しておく等しておくと安心かと思われます。