開業資金と残高証明書

運送業の許可を取得する為には、事業の開始をする際に必要とされる開業の資金が条件によって定めがあります。

開業に必要の資金は、運送業の許可を取得する上でも大変重要な要件です。

まずは、開業資金から見ていきましょう!

1.開業資金の目安に関して

まず、平均的にかかる資金としては、土地や建物の購入をナシとし、営業所や駐車場は賃貸したとして、そこに中古の4t車を5台購入すると、大体600万円~1,000万円の費用がかかると予想して下さい。

尚、同じように営業所、駐車場を賃貸する場合で、大型トラックを5台購入する場合は、平均的に800万円~1,600万円程の資金が必要となります。

ただし、これはあくまでも平均であり、場合によっては金額が高額になったり、または低くなる場合もありますのでご注意下さい。

では次に、必要となる資金を一覧にまとめましたので、下記の表をご覧下さい。

開業資金と残高証明書

運送業の申請書を提出する際には、上記の表に記載がある全額の費用が自己資金として必要となってきます。

この表を見るだけでも、お金が結構かかかるなあと実感されたのではないでしょうか。

2.残高証明書は、2回提出が必要なの?

次に残高証明書の提出について解説しておきます。

運送業許可の申請の際、申請をする人が自己資金を持っていると言う事を、申請日の1ヶ月前から申請する日までの間において、金融機関で発行された残高証明書と言うものを提出し、自己資金がある事を証明する必要があります。

ここで、注意が必要な事は、この残高証明書と言うのは、「2回提出する必要がある」と言う事です。

実は、申請した後、2ヶ月くらい経過した時に、運輸支局より「2回目の残高証明書を提出して下さい」と、求められるのです。

ですから、申請したから安心と言う事ではなく、この2回目の提出の際にも、残高に変動がないように注意しなければなりません。

つまり、そこまでの間は、自己資金を減らせないと言う事になるのです。

※なお、各地域の運輸支局によって運用が異なる場合がありますが、残高証明書の1回目と2回目の間に本当に資金に変動がないのかを確認するために、通帳の写しが必要となる地域がありますので、忘れないようにしてください。

3.まとめ

いかがでしたでしょうか?運送業として開業するにも、上記のような資金や、残高証明書が必要となる事を、まずは念頭においておくと良いでしょう。

事前に理解できていれば、いざと言う時に慌てなくて済みますし、せっかく許可を取得しても計算自体を間違えてしまうと、辻褄が合わない!等の事態を招きかねませんから、注意して頭に入れておくようにしてください。