第一種貨物利用運送業登録

よくある疑問として、第一種貨物利用運送事業が、どのような時に必要になるのか?ということがあげられます。

情報量も少ない上に、定義が分かりにくいという点が、第一種貨物利用運送事業の難点としてあげられるのではないでしょうか。

今回は、第一種貨物利用運送事業登録が、一体どのような場合に必要となるのかを具体的に理解して頂く為、解説させて頂きたいと思います!

貨物利用運送業とは?

まずは、貨物利用運送業について確認しておきましょう。

貨物利用運送業は、法律の条文によって定められています。

分かりやすくいうと、「自ら運送手段を持つことなく、実運送事業者が行っている運送を利用することで、貨物の運送を行う事業」ということになります。

つまり、荷主から依頼を受け、運送業の許可を持っている会社へ輸送の手配をし、その対価として荷主から“利用運賃”を貰って、その一部を運送会社へ支払うという形となるのです。

利用運送業イメージ図

貨物利用運送では、第一種貨物利用運送と第二種貨物利用運送が存在しますが、一般的によく行われるのは「第一種貨物利用運送」となっています。

第一種貨物利用運送の定義について

次に、第一種貨物利用運送の定義についても確認しておきましょう!

第一種貨物利用運送では、法律によって以下の定義が存在します。

「他人の需要に応じ、有償で利用運送を行う事業者であって、第二種貨物利用運送事業以外のものを言う」

上記が、貨物利用運送事業法の第2条の条文となります。

これだけでは分かりにくいので、以下に図としてまとめましたので参考にしてください。

第一種貨物利用運送業定義

つまり、貨物の流通に関する一部を輸送する為、①~④までの事業を行う運送事業者を手配する事業者が、第一種貨物利用運送事業者ということになります。

ちなみに、①~④の中で、最も一般的なのが④の貨物自動車運送です。

うちの会社って登録が必要?

ご自身の会社が利用運送の登録が必要かどうか、疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますので、解説させて頂きます。

まずは、以下のイメージ図をご覧ください。

第一種貨物利用運送

図からお分かりいただけるように、荷主(取引先や得意先など)より、荷物を運んで!という依頼があった場合、自社でトラックを保有していないことや、運送業の許可を持っていないという場合には、図のように許可を持つ運送会社へ依頼して運んでもらうことになります。

このような場合に「第一種貨物利用運送事業登録」が必要となりますので、覚えておきましょう!

利用運送と運送取次の違いのポイント

【利用運送】
荷主から荷主の輸送依頼を受けることにより、運送業の許可を持つ運送会社に手配する。
【運送取次】
荷物の配送を行う場合の「中継だけ」を行う。(コンビニが身近な例となります)

まとめ

今回の説明で、第一種貨物利用運送に関するイメージがある程度はついたのではないかと思います。

登録が必要なことを知らずに事業を行われており、同業他社から指摘を受けて始めて気づかれる方も実際に多くいらっしゃるようです。

登録については、是非お気軽に運送業許可申請のコンシェルジュまでお問合せください。