運送業

起業の際の重要ポイントを押さえよう①

ここでは、運送業として起業する際に必要となる「トラックの確保」「運行管理者・整備管理者・運転者の確保」について大きく2つに分けて解説させて頂きます。

1.トラックの確保

運送業として許可を受けて起業する為には、最低5台の貨物用自動車を用意しなければなりません。

よく、車両を購入する時に、新車にしようか、中古にしようかで迷われる方がいらっしゃいますので、新車と中古車それぞっれのメリット・デメリットを解説しておきましょう。

1-1.新車のメリット・デメリット

これは皆さんも想像されると思いますが、何と言っても新車は故障が少ないと言う事が1番に上げられるメリットではないでしょうか。

もし故障があったとしても、保証期間内であれば費用をかける事なく修理して貰う事が可能です。

その代わり、デメリットとして上げられるのは、やはり高額になると言う点です。

新車トラックの場合、大型トラックで購入するのであれば、1台あたり1200万円程度のお金がかかります。

また、4トントラックであれば700万円程になります。

更に、残念な事に、トラックディーラーの場合は一般的な自動車ディーラーと大きな違いとして、「一見さんお断り」等の背景がありますから、新規での取引はハードルがどうしても高くなってしまう所がデメリットです。

1-2.中古のメリット・デメリット

中古のメリットとして最大に上げられるのは、新車よりも安い為、コストが押さえられると言う点にあります。

ただし、トラックの年式が新しい場合や、走行距離に関係なく新車購入をする時の金額とあまり大差がないと言う残念な事実もあります。

デメリットとしては、新車とは逆で、古い場合には修理代がかかってしまう可能性がある事や、中古車の数が少ないので探すのに手間がかかると言う点にあります。

2.運行管理者・整備管理者・運転者の確保について

開業資金とトラックが確保でき、準備が整うと、次に必要となるのは、以下の方々です。

①運行管理者 / 補助者
②整備管理者 / 補助者
③運転者(ドライバー)

以上の3点が必要となります。

2-1.運行管理者の確保について

運行管理者の場合は、試験の合格に対するハードルも低いですから、比較的容易に確保する事が可能です。

しかし、注意が必要なのは、運行管理補助者の確保となります。

なぜならば、運行管理補助者を確保できていないとなると、運行管理者が出勤していない場合には、車両の運行自体ができないと言う理由からです。

労働基準法でも、最低でも月に4日は休日を与える必要がありますし、その他にも法律的な縛りが存在しています。

ですから、運行管理者が休みの時や、出勤前や出勤後などは点呼をする人がおらずにトラック運行ができないと言う事態を防ぐ為にも、運行管理補助者の選任が必要です。

運行管理補助者の要件は、講習を3日受けて合格すれば大丈夫ですので、確保するのが困難なのでは?という不安に関しては安心して良いのではないでしょうか。

2-2.整備管理者の確保について

人員要件を満たす為に必要な事ですから、諦めずに確保しましょう。

【整備管理者の要件】

①自動車点検、整備に関する実務経験が2年以上ある者が選任前研修を受講している
②自動車技能整備士3級以上の資格を要している

以上の2点の内、どちらか1つを満たしている必要があります。

この整備管理者が見つからないと言う事で焦りを持たれる方も多くいらしゃいますが、一度冷静に周りを見渡し、確認してみましょう。

意外な所に要件を満たしている方がいらっしゃるかもしれません。

3.まとめ

以上のような、要件や、確保等が必要な事が分かって頂けたと思います。

まずは、全ての要件が揃うまで待つのではなく、許可を取得する為に行動しだす事が大切です。

様々な要件などはつきまといますが、諦めずに突き進みましょう!

是非、わからない事があれば、小さな事でも構いませんので運送業許可申請のコンシェルジュへご相談下さい!