高速道路開通

首都圏の交通の流れが変わる可能性があり

外環道の三郷南インターチェンジから高谷ジャンクションの間が6月2日に開通しました。

この区間の開通によって、東関東道の高谷ジャンクションから常磐道の三郷ジャンクション、東北道の川口ジャンクション、関越道の大泉ジャンクションが外環道で繋がったことになります。

外環道に首都圏の中に用のないクルマを逃がす計画は、はるか昔の1966年に決められた都市計画からになりますので、52年が経過してようやく道路がつながったということになりますので、物流などで首都高を通過せざるを得なかったトラックドライバーにとっては、待ちに待った開通であるとも言えるのではないでしょうか。

外環道と並行しており同時に開通している国道298号を含めて、この区間の開通では様々な効果が試算されているようですので、確認してみましょう。

渋滞緩和と生活圏の道路の安全向上

外環道の沿線都市である市川市(千葉県)と松戸市(千葉県)には、今回の道路が開通するまでは南北方面にアクセスをする道路が少なく、それによって慢性的な渋滞が発生していることが問題となっていました。

渋滞を回避するために抜け道として生活圏の道路に数多くのクルマが進入してくることも事故が増加するなどの副作用的な被害も発生していたようです。

実際にデータでは千葉県の市道の事故率よりも、市川市・松戸市に関しては3倍以上も事故率が高いことが証明されています。

今回の外環道の開通に伴い、外環道と国道298号に多くのクルマが流れることが予測されるために、渋滞緩和とクルマの絶対量が減少することで、事故も抑制されるのではないかと期待されているようです。

都心の交通の円滑化の期待

三郷南インターチェンジと高谷ジャンクションの所要時間は40分と、開通前には首都高と外環道を経由して遠回りで行かなくてはいけなかった場合と比較して20分短縮されていますので、物流トラックや高速バスなどのように時間にシビアな業種では歓迎されることになるでしょう。

また時間の短縮効果だけではなく、これまでは首都高を通過してから目的地に行くことを余儀なくされていたトラックなどが外環道を通過することで、慢性的に渋滞をしており、高速道路としての体をなしていない首都高の渋滞緩和が期待されているようです。

ただ首都高に関しては渋滞原因がクルマが多いといった1つだけが原因だけではなく、カーブが多すぎる・道路幅が高速道路としては狭すぎるなどといった様々な要因が重なって渋滞しているので、外環道にクルマが一定数流れたからといってすぐに交通量の緩和に繋がるかは疑問であると言えるのではないでしょうか。

観光客の増加を期待

千葉県の湾岸エリアは観光施設として人気の場所であったり、広大な土地を利用した大型のショッピングモールがあったりします。

また埼玉以北の北関東エリアには観光地として有名な場所が数多く点在しています。

外環道の開通によって、エリアの移動の時間がかからなくなることで、観光客の増加が相乗効果として望めるのではないかといった期待もされているようです。