レンタカー開業までの流れ

レンタカー事業の許可を取得するための要件とは一体どのようなものなのでしょうか?

また、そこに係る整備管理が必要であるか?不要であるか?

更に、レンタカー事業として開業する為の申請から開業までの流れについても解説させて頂きます。

レンタカー事業の許可における申請者の要件を確認しよう!

まずは、条件を見てみましょう!

図にしましたので、確認してみてください。

レンタカー許可申請者の要件

これらの条件を満たさなければ、許可を取得することができませんので覚えておきましょう。

整備管理について

レンタカー許可取得では、レンタル車両を整備管理する整備責任者や管理者が必要です。

しかし、整備管理が必要である場合と、不要である場合に分かれますので、それぞれ確認しておきましょう。

整備管理が必要な場合

① 自家用自動車を10台以上レンタカー登録する場合
② 乗車定員が11人以上のバスを1台以上レンタカー登録する場合
③ 総重量8トン以上のトラックを5台以上レンタカー登録する場合

以上に該当する場合には、整備管理者を定め、運輸支局に届出を出さなければなりません。

整備管理が不要な場合

① レンタル車両が9台以下である
② 乗車定員が11人以上のバスをレンタル登録しない場合
③ レンタル車両の中で、総重量が8トン以上となるトラックが4台以下である場合

この場合には、整備管理が不要となり、資格不要な整備責任者を配置すればOKです。

整備管理者の要件を確認しておこう

整備管理者は選任できる方と、できない方がいますが、以下に該当する方だけしか選任ができないとされていますのでご確認ください。

◆3級以上の自動車整備技師の資格がある
◆資格がない場合、自動車整備管理の実務経験が2年以上であり、尚且つ整備管理者選任前講習を修了した方

レンタカー事業許可の車両制限について

レンタカーとして使うことのできる車両は、以下のものだけになりますので、ご確認ください。

レンタカーの車両制限

これは、道路運送法という法律の第52条の規定や、自家用自動車有償貸渡し許可基準の車種区分によって定められているものとなります。

ちなみに、原付やミニカー、小型特殊自動車についてはレンタカーの対象から除外されます。

つまり、レンタカー業の許可が無かったとしても貸渡しすることは可能なのですが、万が一事故が発生した場合には、賠償責任などのリスクを回避するため、保険をかけておくこと等が重要となりますから、注意しておきましょう。

マイクロバスの貸渡しについて

マイクロバスでは、貸渡しをするのに制限がありますので、以下をご覧ください。

マイクロバスをレンタカーにできる条件

レンタカーとして使用できない車両

次にあげる車両については、レンタカーとして使うことができない為、注意しておきましょう。

レンタカーに使用できない車両

禁止事項を確認しておこう

レンタカー事業では、禁止事項があります。

それは、レンタカーの貸渡しの時に、運転手を付け、その利用料を請求するということです。

ちなみに、上記で解説しているレンタカーとして使用できない車両についても、禁止事項となりますので要注意です。

また、外国人の方については、国際免許証と日本語訳文を持っている場合においては、貸渡しが可能なのですが、中国人観光客の方へはレンタカーの貸渡しができません。

その理由としては、日本と中国の間に取り決めがなく、日本の免許制度と同じ水準としてみなされていないという事が背景としてあります。

法改正と規制緩和について

レンタカーで使用する車両について、1986年の法律の改正により、新車登録をした時から経過した年数に関わらず、使用できるようになっております。

更に、1989年にも規制が緩和され、リース車両をレンタカーとして使うことができるようにもなりました。

レンタカー許可申請~開業までの流れ

レンタカー開業までの流れ

自動車車庫の要件

レンタカー事業許可における、自動車の車庫要件については、「レンタカーの事業に使う車両の全てを止めておける駐車場があることが求められます。

よくある駐車場の疑問を解決!

駐車場は1ヵ所だけなの?

自動車車庫の要件では、全ての車が止められる駐車場が必要とありますが、これは1ヵ所に限定されるわけではありません。

ですから、2ヵ所以上になっても構わないということになります。

事務所/営業所と駐車場の距離について

また、事務所/営業所の場所と駐車場は、何キロ離れていても申請する上で問題はありません。

ただ、ご注意頂きたいのが、事務所/営業所がある場所から2キロ以上、駐車場が離れてしまう場合には、車庫証明が取れないので事実上2キロ以内で確保することになります。

まとめ

レンタカー事業の許可を取得する為の要件について詳しく解説をさせて頂きました。

また、整備管理や駐車場の要件や、そしてレンタカー事業として開業をする場合の、申請~開業までの流れをご紹介させて頂きましたので、ある程度の全体像はご想像できたのではないかと思います。

運送業許可申請のコンシェルジュでは、お客様の疑問や不安を解決できるよう努めておりますので、是非お気軽にお問い合せくださいませ。

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