自動車のバッテリー

夏に増加するバッテリーのトラブル

クルマを動かそうとしてエンジンをかけようとしたものの、エンジンがかからなかったりするなどに代表されるように、夏場には自動車のバッテリートラブルが多くなると言われています。

気温が暑くなる夏場にバッテリーのトラブルが多発するのはどうしてなのでしょうか?

ここではバッテリートラブルの原因とトラブル回避のための対策について考えていくことにしましょう。

エアコンの使用頻度が高くなることによりバッテリーに負荷が

夏場のバッテリートラブルの最大の原因として考えられるのが、クルマの発電量の最大時で4割近くを消費していると言われているカーエアコンの使用頻度が車内の温度が上がることにより高くなることがあげられています。

また、雨が降っている状態での夜間に走行している場合にはクルマで電気が使用されている部分として、ヘッドライト・フォグランプ・フロントとリアのワイパー・カーナビゲーションなどが同時に電気を消費していますし、ブレーキランプなども点灯時に電気を消費しています。

そのため、クルマで使用している電気の量が発電している量を超えてしまい、バッテリーに十分に電気が充電できないことがケースとして多くなってきてしまいます。

意外に思われる方もおられるかもしれませんが、短距離でのクルマの仕様が多い場合の方が長距離走行する場合よりもバッテリーには負荷がかかることも知っておいた方がいいでしょう。

夏に酷使されたバッテリーは冬に性能低下する可能性が

また夏場に酷使されたバッテリーは必然的に弱っていますので、秋から冬に向けて気温がだんだんと下がってくるにつれて性能が低下してきてしまい、夏場にはトラブルが起こらなかったものの冬になってトラブルが発生するということも考えられるのです。

電気を普通のクルマよりは多く発電しているハイブリッドカー(HV)であっても駆動用バッテリーには問題はないものの、クルマの電装部品のために使用している補機用バッテリーに問題が発生した結果として走行不能に陥るといったこともあります。

バッテリーの寿命は3年程度の消耗品と考えておく

クルマは耐久消費財ですから、当然ですがバッテリーも消耗品であることは理解しておきましょう。

一般的には3年程度がバッテリーの寿命だと言われていますが、クルマの使用状態によっては3年よりも短い期間でバッテリー交換を強いられることあるかもしれません。

バッテリーの性能が低下してきたわかりやすいサインとしては、パワーウインドウを使用した場合に窓の動きがこれまでよりもゆっくりになっているであったり、エンジンのスターターボタンを押した際にスターターモーターの回転が弱くなっているためにエンジンがかかりにくいなどがあります。

ただ、全てのクルマにバッテリーが弱っている症状が発生するわけではなく、突然バッテリートラブルが発生することもありますので、定期的にチェックを行って早めに交換を行うなどの対策も必要であると考えておきましょう。

特に事業で使用するクルマの場合にはトラブルがバッテリーという安い価格の部品であっても事業の損失は大きなものになる可能性が高いですから、クルマの管理には十分に気を配ってください。